人材育成を社員一人ひとりの
本質に合わせて効率よく行う方法

結婚式の男女

最近、よく
「人材育成は、経営対策に絶対必要」
「人材育成こそが、会社の成長を支えるもの」

などと謳われるようになりましたね。

もちろん、会社を構成する人材を育てることが大切だとは認識しているものの、
そんなこと言ったって何からしたらいいのか分からない
随分と前から取り組んでいるのに効果が目に見えてこない
世代や性格もバラバラな社員には、同じ方法じゃ通用しない

…と、頭を抱えている経営者や人材育成ご担当の方も多いと思います。

人材育成は、新入社員や中途入社社員にとどまらず、中堅からベテラン社員まで、あらゆる人材を対象としており、それが担当者を悩ます種のひとつですよね。

新入社員の育成だけでもアップアップなのに、全社員にまでその手を広げるというのは、決して容易なことではありません。

時間や予算も、湯水のように沸くはずがなく、使えるのは限られたごくわずかな分だけ。
効率の良さと結果が同時に求められる、過酷な状況ですよね。
もう、逃げ出したい。
そんな気持ちになっている方もいらっしゃることでしょう。

ここでは、人材育成担当者を悩ませる疑問の数々を解消する方法を、ご提案しています。
貴社の未来が、人材育成によってもっと明るくなるよう、参考になれば幸いです。

なぜ、人材育成が必要なのか

そもそも、なぜ人材育成が必要なのでしょうか。

わざわざ「人材育成」と銘打たなくても、新入社員研修だけではだめなのか?
と疑問に持たれたことはありませんか。

新人さえしっかり育てられれば、あとは格段何かをしなくても会社は成り立つのではないか。
なぜ今更、中堅以上の社員教育が必要なのか。

実はそこには、現代ならではの理由があるんです。

多様化する働き方

悩む女性

人材育成という言葉自体は、昔からありました。

しかし、それは必ずしも全社員を指しているわけではなく、新人教育に重きが置かれていました。

そこには終身雇用という大前提があったからです。
一度就職した会社を、定年まで勤めあげる。
それが一番オーソドックスな形だったのです。

それが今は、終身雇用や年功序列という概念にとらわれない働き方が増えましたよね。

第二新卒」という、新卒入社の会社を2~3年で退社した求職者を指す言葉も台頭してきました。
新入社員が必ず定年までその会社にいるとは限らないし、中途採用で入社する社員も増えてきたのです。

また、限定正社員や時短勤務社員、契約・派遣社員など雇用形態も多様化し、企業側にも柔軟性が求められるようになりました。

そうなると、あらゆる社員に対して、その勤務年数や勤務形態に応じたスキルを身につけてもらう必要が出てきますよね。
だから、人材教育も新入社員だけでなく全社員を対象として行う必要が出てきたわけです。

人間にしかできない仕事へのハードルが上がっている

ソファでスマホを見ている女性とあくびしている男性

今やIT化が進みルーティンワークや精密さが求められる作業は、人間に代わってロボットやパソコンが行うようになりました。

「うちの会社も機械化された業務が多くなってきたなぁ」
と感じている方もいらっしゃると思います。

その分、人間だからこそできる仕事、例えば
顧客への接し方や社内コミュニケーション問題提議力解決力リーダーシップ
といった能力も、より高いものが求められるようになりました。

もちろん、これらの能力は昔も重要視されていました。
しかし、様々な企業が機械化を進めたことにより、企業・サービス間の差はより一層人間の力によるものが大きくなったのです。

パソコンやロボットにはできない、人間ならではの仕事。
その質を高めるために、全社員の能力を向上させることが必要になってきたんですね。

結果が出る人材育成方法

冒頭でも触れましたが、人材育成には結果が求められます。

そんなの当たり前じゃないか!
と思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。

その通り、当たり前のことです。
でも、上手く行っていないのが現状…。
なぜ上手く行かないのでしょうか。

例えばこんなことはありませんか。
社歴に応じて研修をしているが、「研修を活かしています」という具体的なフィードバックを受けていない
中堅以上の社員に対する研修が少ない
研修内容がマンネリ化している
離職率が高く、人材育成費の元が取れないので予算が年々削られている
何のために人材育成をするのか、具体的な目的が描けていない(共有できていない)

耳が痛い…と思われた方、大丈夫、みんな同じ悩みを抱えているのです。
あなただけではありません。

これらに共通している原因は
社員一人ひとりに合った教育方法をとれていない
人材育成の目的が霞んでいる

の二点。

なんとかして、この原因を取り除き効果的な人材育成を行いたいですね!

社員一人ひとりに合わせた育成方法をとる

マネキンの中にいる女性

それではまず一つ目の原因からつぶしていきましょう。

社員一人ひとりに合った教育方法をとる。

これはなかなか難しいですよね。
人数が多くなればなおさら、一人ひとりの性格や得手不得手を把握し、それに合わせた方法で育てるなど、いくら時間があっても足りなさそうです。

でも、これを実現するのに、良い方法があるんです。

それは、古くから使われている方法で、

1.まずは全社員の本質(持って生まれた性格や得手不得手)を知り、いくつかのグループにカテゴライズする。

2.人材育成担当者が行う研修やカリキュラムは、このグループごとに行う。

3.その後、人材育成担当者は一人ひとりの本質を、OJTや日々の業務で関わる上長に伝達する。

4.研修後も、研修で学んだことを意識して身につけられるよう、上長は日々社員一人ひとりに合わせた方法で、指導を行う。

5.研修をひとつの区切りとして、永続的に社員が成長できる環境になる。

という5つのステップ。

まずはいくつかにカテゴライズし、そこで研修を行う。
その後、日常にも課題を落とし込むことで人材育成を断続的に行う。
そうすることで、一人ひとりに合わせつつも人材育成担当者の負担やかける費用、時間を最小限に抑えることができるのです。
ただ、この方法が使われていたのは、社員数が少なく、社長と社員全員が良く知っている仲、というような昔ながらの企業がほとんど。

そうなると、ひとつの不安が出てきますよね。
人数の多い企業では、
一人ひとりの特性なんて分からない…」と。

安心してください、大人数でも、一人ひとりの特性を知る方法もしっかりお伝えします。

でもその前に、二つ目の原因をつぶしてしまいましょう。

人材育成の目的を明確にして共有する

ソファで雑談をしている男女

二つ目の原因、それは人材育成の目的が霞んでいること。

人材育成をする目的とは本来、
社員一人ひとりの能力を上げて、会社を成長させること
また、社会的に貢献できる人材にすること

のはずです。

ですが、いつの間にか
人材育成担当者は、人材育成のプランを立てて承認をもらい、無事に遂行すること
社員は、研修にまじめに参加して、もっともらしいレポートを出すこと
が目的かのようになっている会社が多いようです。

無理もありません、毎日の業務に忙殺されているのですから。
でも、それではもったいないですよね。
目まぐるしく回る多忙な毎日の時間を削って、人材育成に注力するのですから、目的を見失わずに行いたいものです。

案外、人材育成担当者の意識を変えるのは簡単です。
悩んでいる当事者なのですから、こまめに振り返って、目的の再認識を繰り返せば大丈夫。

問題は、研修を受ける側の意識です。
もちろん、先ほど述べた目的を懇々と伝えるのも良いでしょう。
しかし、それだけではすぐに忘れてしまいます

そこで大切なのが、研修の前後です。
まずは研修に参加する前に、目的意識をはっきりさせましょう
その際には、社員ごとに目標を置き換えることが大切です。

たとえば、あなたが研修を受ける立場だとしたら…
一人ひとりの能力を上げて…と言われても、ピンと来ないですよね…。

でも、普段から上長と自分の苦手なことや課題を共有できていて、それを克服するために受ける研修だと認識できていたら。
きっと、心構えも変わることでしょう。

そして、研修後。
上長から「どうだった?今後どんな風に活かせそう?」と訊かれ、答えることでその社員の行うべき行動が上長と共有できたら。
研修後の行動がダイレクトに変わりますし、上長もそれをしっかり見てあげることができますよね。

研修に参加したものの、何も活きていない
という悲しいことにはなりません。

人材育成担当者に必要な能力

いかがでしょうか。

この二つの原因さえクリアできれば人材は育ちますし、その実感があれば社員も仕事にやりがいを見つけ、さらに自己研鑽をするようになります。
意欲が高まるので離職率の抑制にも、効果的です。

では、それを叶えるために人材育成担当者には何が必要なのでしょうか。

卓越した教育スキルでも、退職したがる社員を引き留める力でも、ありませんね。

もうお気づきの方がほとんどでしょう。

そうです。
社員一人ひとりの本質を知り、カテゴライズをする力。
そしてその本質を現場の上長に伝達する力。

この二つです。

全社員の本質を知る方法

やっとここまで来たか!
と思われた方、大変お待たせしました。

一見不可能に思える、一人ひとりの本質を知り、そして誤解なく各上長へ伝達すること。

実は、これができる方法があるんです。

それが「やまと式かずたま術」を活用した方法です。
「やまと式かずたま術」?
なんだか漢字だらけで怪しい…、そう思いますよね。
少しだけ、説明させてください。

やまと式かずたま術とは、その人のフルネームと生年月日から本質的な性格を割り出し、それに合った生き方や人との関わり方を考えるコミュニケーションツール。

「自分と相手の本質を知ってより円滑なコミュニケーションを育むことで、自己理解と相互理解を深めよう
という考え方です。

一人ひとりの本質を簡単に知ることができる、それが「やまと式かずたま術」なのです。
また、本質ごとにカテゴライズする方法も分かりますので、効率よく人材育成が進められるんです。

まずは無料で相談してみませんか

kazutama communicationでは、「やまと式かずたま術」を用いた個人の方向けへのセミナーや鑑定のほかに、企業様に向けたプログラムも行っております。

「会社の健康診断」と称したプログラムでは、まずは無料で代表の方(人材育成担当者様、社長様)からお話を伺い、カウンセリングと鑑定を行います。

それを体験していただいた後に、続けるかどうかを決定していただけます。

実際に、「やまと式かずたま術」を活かして人材育成研修を行ったり人材配置のヒントにしたりしている企業様もいらっしゃいますよ。

まずは、気軽にご相談ください。 きっと、道が拓けてきます。

貴社が、最適な人材育成方法により益々ご発展されることを祈っています。

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